米国在住女性研究者の日記

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This diary is from a researcher in the U.S.

港の役割

私は、これまでの道を振り返ってみると、所属組織において送られたり、迎えられたりすることが多かった。それだけ人より若干流動的な人生を歩んできたように思われる。それは、なぜか。

1. 私は、均等法以前の女子学生であったため、総合職学生のように新卒→終身雇用といういわゆる日本的経営システムに入っていくことが制度的に困難だったためである。ただ、同期をみてみると、総合職に転換している人もいるので、中でがんばる方法もあったかと今では思う。

2.大学時代における就職活動の自分の希望職種や適性と、入社後の職種等との乖離を熟考し生涯のキャリアを目指すことを考慮したりしたためである。

3.実際の職種と自分の夢が異なっていると認識したら、納得のいく人生に向かって方向転換もやむ得ないと、方向転換に向けて準備を実施してきたためである。

すなわち、幸か不幸か、制度的にも性格的にも、辛抱してその場にとどまるという生き方ができなかったためである。また、経済的にも次のステップへの準備を家族に支援してもらえた。うして次のステップにすすむことを、家族の支援を得ながらすすんでくることができたのである。結果的に、私は、自分の人生を前向きに進めてきていると言えよう。次のステップを見据えると、それに向かって短期目標、長期目標をかかげて実現に向けて努力してきたのである。

さて、現在。職場に入ってから、はじめて人を送ったり、新しい人を迎えたりする春を迎えることになる。これから、そういうことを毎年繰り返していくのだろう。これまで慣れ親しんだ組織を去り、新しい環境へ飛び立つ。そこには慣れ親しんだ人々のと別離からくる悲しみもあるだろう。そうした悲しみを受け止め、新天地での新しい出会いや経験への希望や期待を胸に前向きにすすんでいってほしい。これからは、そういう方を見送ったり、迎えたりする港の役割を果たすことに大きな責任を感じている。

さあ、新しい船出だ。君たちが船長だ。自分の航海をしてほしい。先生は、いつも君たちのサイドにいるから、いつでも寄港することはできるんだよ、何も心配せずに大海に向かってすすんでいきたまえ。そう伝えておきたい。

でも、こうした新鮮な気持ちは、すがすがしく気持ちがいいことも確かだ。新しい息吹を感じる。新しい人との関係構築、これからどんな世界をつくりあげられるだろうか。楽しみだ。
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by diamondquality | 2012-04-01 10:12 | Accounting Education | Trackback | Comments(0)